アラフォー社会人 鍼灸学校オープンキャンパスに参加する

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30代半ば。今後の事をぼんやり考えたるお年頃だった私、いつもうっすらと考えていました。

このまま企業で定年まで働けたとして、その後どうする?独身で社会とのかかわりなくなるの、ある意味お金ないより怖くない?

結婚したってずっと一緒にいれるかは分からないし、子供だって独立したらそもそも日本にいないことだってあり得る。

私が私個人として社会と繋がり続けていくことが必要で、どうやったらそれは可能になる?

最近はシニア向けの求人もよく見かけるようになり、働き口はあるんだろうなと思いつつ、あまり魅力的に思える求人がないなというのが正直なところ。肉体労働も多いから体力(健康)がないとそもそもダメだろうし。

そんなこんな日々が続くうちに、健康が一番というありふれまくったフレーズが私の心に日に日に刺さりまくってきたのです。

なんか歳を重ねるごとに思うんですが、ありふれたフレーズってやっぱり多くの人が思うこと。だいじなこと。人生の指針になりえることなのかも知れない。。。

同じタイミングでテレビで東洋医学の番組を見たり、雇用保険で金銭的補助を受けながら学べる講座一覧に鍼灸師があることを知ったり、職場の近くに夜間部のある鍼灸学校があったりという色々なことが重なって、鍼灸学校へ通うことへの興味が日に日に高まっていった私は、通うことが可能な学校に資料請求→オープンキャンパスに行くことに。

このときの興味度は50%くらい。鍼灸師や東洋医学に興味はあるけど、すぐ仕事にしようとは思っていないレベル。

自分自身の年齢や体力を考えた時に勉強をするのは今の方が良いだろうな。鍼灸師の肩書だけで何かできるとは思わないけど、社会人としては派遣社員という肩書しかもっていない私の肩書が増えるのは悪くない。自分自身に鍼出来るようになったら美容鍼とかも自分の顔にできるようになってこっそりアンチエイジングも出来ちゃうかも??くらいでした。

そして迎えたオープンキャンパス。

内容自体はプチ講義や鍼灸体験、個別相談会というオーソドックスなものでしたが、来校されている方の雰囲気や年齢層から「この学校に興味を持っている人」の様子をうかがい知ることが出来ました。

個別相談会では実際にかかる費用や学習の難易度、どのようなペースで勉強されている方が多いのか。など気になっていたことを全て相談させていただきました。

私の場合は、金銭面での支援(国や企業の他学校独自のものがあることも)についてや、フルタイムで働いていても大丈夫な勉強なのか、在校生の方はどのような属性の方が多いのかなど、【無事に3年間通えるのか】に焦点をあてて質問をしました。そもそもこの時は資格取得後もすぐ鍼灸師として活動を始める気はあまりなく、学校独自のカリキュラムで学校を選べるほどの余裕もなかったです。通えること・資格がとれること。が第一優先で逆に言えばそれさえできれば良いと思っていました。

そんな感じだったので、オープンキャンパスに参加されている方の年齢層が高めだったこと、対応して下さった先生方や事務の方がお話しやすい方が多かったこともあり、通うとしたらこの学校で問題なさそう。と思いながら帰宅したのを覚えています。

ですが!このあと、学校によって国家試験や卒後進路についてのフォローが全然違うことを知りヒヤリとしたので、通いやすさだけで学校を決めるのはあまりおススメしません。(類似?重複?記事↓)

オープンキャンパスに行って、通おうと思ったら通えるなと思った私。もともとやってみたい!と思うとやりたくなってしまう性格も手伝って、しんきゅ学校に通いたい欲がムクムク。

とはいえ、鍼灸師をとりまく働く環境は私にとって魅力的なものとは言い難く、かといって挑戦せずにいたら20~30年後に後悔するかも?というくらいの魅力も感じていました。

ところで。当時の私は週に1回必ず30~2時間の残業が発生する状態でした。定時で帰らないと学校の授業には間に合いません。

毎週遅刻というのも良くない。というか特定の授業ばっかり遅刻してたら普通に単位とれなくない?と思った私、やっぱり通うの難しいかな。でも正直この残業ちょっと(というか大分)嫌気がさしていたところだったので、職場の上司に残業なしにしてもらえないか相談してみて、ダメって言われたらまた考えよう。という賭けにでることにしました。

思い立ったが吉日ということで、当時の上司に恐る恐る持ち掛けてみました

実は鍼灸学校に通いたいなと思っていて、就業時間の調整を…なんちゃら

辞めるんじゃないんだよね?OK!! ちなみに全然残業できない感じ?

秒で承認されました。

もともと社員の方はフレックスで派遣社員の勤務時間も違ってたりするので不可能ではないだろうなという思いはあったものの。。。。。。。そりゃもうあっさりと。

そんなわけで

その時点で【鍼灸学校に通えない】理由がなくなってしまった私

鍼灸学校の募集要項をもう一度読み、速やかに願書を提出することとなりました。

ちなみに鍼灸学校の試験ですが、良く分からない問題も多くありましたが落ちる心配はあまりないと思います。定員割れしている学校もあるわけですし。だからと言って入学後の勉強が簡単かというとそうでもないところが鍼灸学校の罠だよなぁということをこのあと3年間私は何度も何度も思い返すことになるのです。

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