社会人学生の夏休みは儚いものの、それでも終業ダッシュをしなくて良いというだけで、それなりに心に余裕は生まれます。
残念ながら外部セミナー参加しよう!という気力や時間はありませんでしたが、まぁそれなりに色々考える時間が出来るわけです。休み明けのテストに備えて、ちょっと勉強でもしようかってなったり、今後どうしよっかなぁと考えたり。
前期のテストはいつも直前の休日に激しく詰め込んでました。それで何とかなってはいたものの、体力も消耗するし、忘れるのも早い。今後もっと難易度は上がるだろうし、こんなグラグラの基礎で大丈夫なんだろうか。。。と考えていた夏休み終盤。
鍼灸学校の勉強は学校通いながらでも余裕っっしょ!というかそうであってくれ!!という気持ちが拭いきれないまま4か月以上を過ごしてきた私も、ついに年貢を納めたわけです。
後期からはもっとちゃんとしよう!コツコツ勉強すれば、きっとこんなにしんどくないはず!
先延ばしと詰め込み大得意で生きてきた私がこんなことを思うなんて、社会人学生って凄いなって自画自賛したのですが
学校始まってすぐ気が付くんです。
コツコツ勉強するのは良いけど、いつコツコツやるの……?????
私の平日のスケジュールはほぼ毎日同じで、朝起きたら仕事の準備をして仕事、仕事の休憩時間はまちまち、仕事終わったらダッシュで駅に向かって学校へ。授業が終わったら帰り道でスーパーでお惣菜を買って帰って、食べながら宿題やって、速やかに就寝準備および就寝(この時点で12時過ぎ)
先日、米津玄師さんが睡眠時間10時間とおしゃっていました。そこまでではないですが私も睡眠時間7~8時間ないと頭働く無くなるタイプ。睡眠時間を削ったところで勉強が出来る気がしない。電車の中で勉強するにしても10分も乗らないし、仕事の休憩もご飯買いに行って戻ってくるだけで10分程度余裕で終わるし、そもそも休憩撮れない日もあるし。
もう、入学後何回目か分からない「困った……」です。
なのでね、「ルール化するのを諦めました」
何時に何時間勉強する。とかここまでやらなきゃいけない。とかいう自分を縛る思考はゴミ箱へ。
その代わりに
「出来ないときは潔く諦める!でも諦めた(勉強サボった)ことをしっかり自覚する」
という考え方を採用しました。
仕事や気候の変化、体調の変化で「頑張れない日」は絶対にあります。そんなときに出来なかったことで自分を責めても、時間がたっていくだけで何も解決しません。
頑張れない日にすべきことは反省ではなくて自分のケアです。
いつもより胃腸に優しいご飯を食べる、頭を空っぽにしてゴロゴロする、好きなことをちょっとだけ、時間を決めて(疲れない程度に)やる。
そのかわり、頑張れそうな日は隙間時間も勉強する。
頑張れない日を自覚することで、頑張れる日を頑張れるようになってきたので不思議です。この間頑張れなかったしなという反省はいりません。今日頑張れそうだから頑張ろう!頑張れなかった日の分もいけるかも(でも無理はしない)くらいの気持ちでいたほうが効率よく勉強できる気がします。
焦りや不安は勉強をするにあたって邪魔です。覚えられることも覚えられなくなります。
なので、そういった感情に陥る思考はいったんストップ。ひたすら目の前の「やるべきこと」のことだけを考える!
と、心に決めたのは良いのですが
口で言うは易し。ってことでネガティブ思考はいつだって顔を出してきます。そんな簡単にポジティブになんてなれないし、頑張れそうな日でもサボってしまうこともあります。
ただそういう時も落ち込む代わりに、意識的に「よし、今日は遊んだ!だから明日はいつもより頑張れる!」と自己暗示かけるつもりでやっていくうちに、少しづつ少しづつ変わっていけたような気がします。
それでも社会人なので、仕事や家の都合でどうしても時間も気力もなくなってしまうときもあります。そんなときは速やかに学校の先生に相談がおススメです。学生同士とはいえ皆背景が大きく違うので、アドバイスを貰ったところで自分には実践できないものであったり、余計に不安になってしまったりすることもあります。
その点、学校の先生は様々な立場の学生を見てきています。場合によっては解決しないこともあるかも知れませんが、とりあえず相談するならタダなので、一度相談してみるのがおススメ。実は私も先生に相談するのって昔から苦手でほぼしたことがなかったのですが、鍼灸学校時代にどうしても自分で解決できない(八方ふさがり気分)になってしまったことがあり、勇気を振り絞りまくって先生に相談に行ったんです。頭の中で何を話すかシミュレーションして。そしたら凄い気が楽になって。この話もまた書きたいなと思っているのですが、長くなるので今回は割愛。言いたいことは、相談が大切なのは仕事だけじゃなくて学校でもよ。ということです。多分。