鍼灸院に行ったことがないまま 鍼灸学生になる人もいる(自己紹介)

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そんな人いる?というタイトルですが、私の通っていた鍼灸学校は約20人のクラスでしたが私のほかにもお1人いらっしゃったので、意外といるのかもしれません。そうはいってもやっぱり

目次

そもそも何故鍼灸院に行ったことないのに鍼灸師に興味を持ったのか

って話ですよね。全部話すととても長くなるので、今回は鍼灸院行っことない人間がなぜ鍼灸師を目指したかを自己紹介代わりに軽くお話しさせてください。

正直なところ、私はいわゆる「鍼灸院」には行ったことがありませんでした。

ただ、母の実家は鍼灸がわりと身近にあったため、小学校低学年の時にお灸で不調を治してもらった経験や、セルフケアとしてお灸を使ったことはありました。ただ鍼経験は一度もなく。

そんな私が鍼灸に興味を持ったのはテレビや本屋で「東洋医学」の文字をよく見るようになり始めてからです。

当時の私は毎日何となく怠い、眠いがデフォルトの状態で、不定期に整体やカイロプラクティック、オステオパシーやアロマテラピーといったものに不定期に通っていました。めまい等生活に支障のでるレベルの時は病院にも行きましたが、いつもこれといった原因がわからず、薬も処方されたりされなかったり、基本「経過観察」という感じでした。病院を変えても同じ。

西洋医学で打つ手がないなら、東洋医学でなんとかならないか。そう思って私は東洋医学の考え方が書かれた本を買いました。

一読して思ったことは

なにこれ、意味がわからない!?なんか面倒くさい????

でした。

それ以来、東洋医学に興味はあるけどなんか面倒くさいから別にいいや。というまま数年経ったある日、テレビで鍼灸師の方が東洋医学やつぼ、鍼灸の効果について説明をされていたんですよね。

その日、というかその頃の私は少し仕事に疲れと飽きを感じていました。

当時の私は30代独身派遣社員。正社員ではたらくのはキツイ・向いてないということを20代で悟ったので、ちょっと忙しめの事務系派遣社員という働き方は、かなり居心地が良く辞めたいと思ったことはありませんでした。ただ、少しだけ物足りなくもあり。

ギリギリ一人暮らしもできる収入ではあるけれど、職場と実家が近いので家を出る必要もなく家に家賃を払っても貯金ができる環境。元々結婚してもパートナーが先にいなくなってしまったり、子供がいたとしても子供には子供の人生があるので迷惑はかけたくないという考えだったので結婚願望も薄く。幸い友人はいるし趣味もあるので寂しくない。恵まれてはいるけれど、このまま時間が過ぎていくのもな。という考えが頭の隅にありました。

だから、魔が差したんだと思います。

「あ、鍼灸師なら東洋医学も学ぶのか。でもツボとか覚えるの面倒くさそう。私には無理だ」と思いながら番組を見ていたのに

ふと東洋医学ではなく

鍼灸師という仕事についてちょっと調べてみよう

と思いついてしまったんです。

調べてみると鍼灸は”生涯かけて”やる価値のあるお仕事で”自分のペースでできる”お仕事であることがわかり、自分次第でいくらでも可能性を広げられる資格だということがわかりました。

そしてこの時、私にとって理想の働き方が出来る職業かもしれない!ってなってしまったのが、私の鍼灸人生の始まりだったように思います。

そんなこんなで、鍼灸を受ける前に鍼灸師という資格、悪くない!何なら取りたい!と思った私は学校探し、オープンキャンパスに参加し、その半年後には鍼灸学生となり、現在無事に鍼灸師。です。

実は鍼灸学校に入学する前に鍼灸院にも行こうと思っていたのですが、どこに行ったらいいのかなと思っているうちに鍼灸学校の入学式がきてしまいました。

だって、鍼灸院探しって難しくないですか?私今でも、知らない鍼灸院に行くのちょっと怖いです。

もちろん、鍼灸学校に入学される大抵の方は鍼灸施術の良さを感じて自分自身もやってみたい!鍼灸を通して人の役に立ちたい!という方なので、変人扱いされるかもという懸念はありましたが実際はそんなことあまりなく、無事に鍼灸師となりました。

実際、鍼灸院デビューしないまま鍼灸師の門を叩くという行為はおススメはしません。

おススメはしませんがそんなモチベーションでも勉強辞めないくらいには魅力的なお仕事ですし

その理由だけで落ちこぼれたりもしないので安心して鍼灸&鍼灸師に興味もってくださいね。ということを言いたかったのです!

ここでは3年間仕事と両立してきた学校生活の話や私の感じた鍼灸の魅力について、少しずつ更新してまいりますので、

よろしければお付き合いくださいませ。

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